日本のくら寿司に行ってみたけれど・・・
アメリカで「くら寿司」が人気になっているそうです。そう、日本でお馴染みの回転寿司チェーンのくら寿司です。
皆さんはくら寿司行ったことありますか？
私はお寿司は好きなのですが、わざわざお店で食べるのは面倒くさいというのもあって普段は持ち帰り寿司の「ちよだ鮨」を利用していますが。
以前に日本のくら寿司が人気があって、原宿駅前にオープンしたというニュースを観て、「えっ！そんなに伸びてるの？投資しようかな？その前に実地調査だ」とくら寿司に食べに行ったことがあります。
個人的な感想としてはリピートは無いな・・・と思いました。理由としては私が食べた店舗では、食べた後に箸を捨てる場が無かったのですが、店員に聞いたらテーブルの上に直置きしといてくれということで箸置きとかも無くてイマイチ清潔感に欠けるということ、値段の割にネタが美味しくないなぁと感じたことが挙げられます。
そんなこんなで日本のくら寿司の株式購入は見送っていたのですが・・・アメリカではすごいことになっているようです。
アメリカではどれくらい人気あるのか？
アメリカのKURAでは店によっては待ち時間が8時間に及ぶこともあるようで、日本人としては「え・・・そこまでして食べたい？」と引いてしまうのですが、それくらいアメリカ人にはうけているようですね。
アメリカ人へのインタビューなんかを見てると現地では「KURA（くら）」として親しまれているようです。
なぜこれ程までにアメリカでの人気に火がついたのでしょうか？アメリカ人が口々に絶賛するのは以下のような点です。
①食べた後の食器をいれておもちゃが当たるガラガラポンシステムが楽しい
②ネタが美味しい
③日本の本格的な味が楽しめる
やはり「日本の寿司」というブランドイメージも大きく貢献しているのかもしれません。
何より驚くのがその価格設定です。日本の2～3倍の値段になっているようで流石はインフレと給与の上昇が続いているアメリカですね。日本では考えられない・・・。
コロナ禍の時には10ドルを割っていたKURAの株価も現在は90ドルを超えた水準になっています。時価総額でおよそ1500億円くらいでしょうか。
会社側は今後も出店攻勢を続けるようです。これだけ人気があれば売り上げは店舗の増加に伴って加速度的に増えそうですね。
現在はPER630倍と驚異的に割高水準ですが、会社計画に従って急激に規模が拡大し売上が延びれば現在の水準でも必ずしも割高とはいえないかもしれません。皆さんはどう考えますか？
