私のこれまでの資産形成の足跡を時系列でまとめました。世の中の富裕層・超富裕層の方々からしたら全然大したことのない金額で恐縮なのですが参考までに。
ひとつ確実なのは「まとまった資産を築こうと思ったら2つの道しかない」ということです。2つの道とは、ひとつは「事業で成功すること」、もうひとつは「投資で成功すること」です。給与所得で資産を築くというのはかーーーーーーなり難しいです。時間も相当かかってしまいます。
- 20代後半大学を卒業して研修医に(資産100万円以下)
某国立大学医学部を卒業。いわゆるハイパー病院で研修医として月給19万円で眠らずに働く日々。当時は暇を見つけては飲みに行くくらいで資産形成なんて全く興味なし。給料をもらったら洋服などに消えていました。
- 30歳専門医になるために修行(資産300万円)
都内の某有名病院で専門医になるべく修行。この頃も朝も夜も仕事。病院内の寮に半強制的に住まされて、24時間オンコール(緊急呼び出し電話)の生活。仕事以外に何もありませんでした。月給は60万円くらいだったかなぁ。この頃初めて証券口座を開きました。楽天証券で取引をし初めて買った銘柄は中外製薬でした。買った翌日にストップ安を喰らったのを覚えています。
- 31~35歳大学病院勤務(資産300万円)
薄給で使い倒される奴隷のような生活。月給20万円くらいだったと思います。さらにその後大学院へ入学してしまったため給料はゼロに・・・。アルバイトで食いつないで生活。週末に救急当直等をして何とか授業料を払ったりしてました。資産なんて増えないですよね。医学博士になりました。
- 36~37歳大学を辞めて民間病院へ(資産1000万円)
大学病院での勤務に魅力を感じなかったため退職して民間の総合病院へ。院長の右腕として入院患者を多数担当し月給は120万円くらいに。忙しかったですが、大学病院に比べたら人間扱いしてもらえたため楽しく働けました。資産も少しはできました。
- 38歳~勤務医を辞めてフリーター医師に(資産3000万円)
勤め人を続けるのが飽きてしまい、自分で事業をやろうと思って退職。とりあえずフリーターとして働きました。この頃の月給は250万円くらい。フリーターはあまり忙しくない割に給料が良くて助かりましたが基本雑用係なので長期間はお勧めしません。この頃は大学院へ入学しMBAを取得しました。
- 40歳~開業医になる(資産1億5000万円)
とりあえずお試しで開業。つまらなかったら直ぐに辞めるつもりでした。そこそこ成功して資産は1億5千万円を超えたくらいに。誤解の無いようにお伝えすると、ここでの資産の伸びは開業医として儲けたものだけではなくて投資での儲けがそれなりに入っています。
- 今後5億くらいは欲しい・・・
特に贅沢に興味も無いのでお金はほどほどでいいのですが、あるに越したことはないので5億円くらいを目指して投資に勤しんでいます。精神安定剤みたいなものですよね。